動物病院併用 完成後の様子

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動物病院の設計に関して

動物病院の設計において、重視している事は何ですか?
先ずは、開業される先生のビジョンをしっかりヒアリングすることです。
病院の規模や雰囲気、将来の展望などの目標設定を明確にし設計を進めます。
動物病院とひとくちに言っても多種多様です。インテリアのイメージを無機質にするのか、ブティック風にするのか、明るくするのか、ほの暗くするのか、待合室にテレビを置くのか、BGMをながすのかなど、診察スタイルや病院の診察方針と大きく関わってきます。
その他に、音やにおい、排水や換気そしてメンテナンス性などにも特に注意をはらって設計を進めます。また、設備のIT化や物品の収納性や収納方式なども重要な要素だと考えております。
開業コンサルタントと比較して建築家に依頼するメリットは何でしょうか?
先ずは、費用が良く見える点が上げられます。
土地購入やテナント賃料、工事費や設計料など、先生がそれぞれの業者や依頼先と直接契約するため必要以上に中間の手数料などの費用がかかりません。開業してからのコンサルタント料やメンテナンス料としての月々の出費を必要とすることもありません。(全てのコンサルタント会社が開業後のメンテナンス費用が必要ということではありません。)
開業コンサルタント業者は、ロゴの製作、名刺やチラシ、ホームページの作成などの広告・宣伝もトータルで行なう場合もあるため、費用の内訳が見えずらい場合があります。
建築家に依頼した場合、設計やデザインに関して、色々な注文や複雑な要望、決まりごとにも柔軟に対応できます。
言いかえると、設計事務所とハウス・メーカーなどに住宅を頼んだ場合と似ていると思います。
※別の項目「設計事務所とハウス・メーカー、工務店の違い~それぞれの長所、短所および役割とは~」で詳しく述べておりますので参考にしてください。
リニューアルも相談可能でしょうか?
可能です。ただし、どのような方針でリニューアルするかを十分にヒアリングさせていただいてから設計を進めます。
別テナントへの移転や新築での計画では問題ありませんが、テナントとして開業中で、その場所をリニューアルする場合、工事規模や範囲にもよりますが通常業務と並行して工事を行なうのはいろいろと不都合な部分があると考えております。
十分な事前の打合せ行ない、そのような不都合な部分を十分考慮した設計方針を提案いたします。
動物病院併用住宅タイプではなく、テナント物件で検討しています。相談可能ですか?
大丈夫です。
テナント探しからのアドバイスも可能です。
地域性やテナントの契約内容(契約期間、償却物と復旧方法、駐車場や共用部分の使用など)、テナントの柔軟性や他のテナントとの兼ねあいなどに十分注意する必要があります。
具体的な開業時期は決まっていませんが、ご相談する事は可能でしょうか?
大丈夫です。
先ずは、先生の思っていることをお話しいただけるだけでも構いません。
「いつごろ・・・、どうしたいのか・・・。」など、お話しを重ねるうちに明確になってくる部分もあります。
住宅もそうですが、打合せを開始してから数年後に完成という物件もあります。
開業に向かって一歩一歩サポートさせていただきます。
まず開業しようと思ったときにすることは何でしょうか?
場所、方法(スタイル)そして費用のことを検討することを先ずご説明しております。
場所は、どのエリアで開業するか、テナントか戸建かなど。どのよう患者が多いか、競合する病院はないかなどの下調べも重要だと思います。
方法(スタイル)は、先生がどのような医療方法を提供されたいか。建物やロゴ、色のイメージやデザインとも大きく関わってきます。
費用は、建設費、土地購入費(テナント賃料)、設備機器導入費などどのように資金計画を立てるかことが必要です。融資先や返済方法、返済期間などの検討です。
開業に向かってアドバイスさせていただきます。

設計のご依頼に関して

設計事務所に依頼するのは建設会社やハウスメーカーに依頼するのに比べ、余分な費用が掛かるのではないでしょうか・・・?
工事会社や住宅メーカーに直接依頼すると、設計料無料やサービスですと云ったお話をよく耳にします。
そのため設計事務所へ依頼すると「プラスで設計料金が掛かり、高くなる」といった認識を持たれている方もまだまだ多いのではないでしょうか?
しかしその様な場合、見積書に「設計料」が明記していなくても工事代金に転嫁されているのが実情です。
設計事務所は、クライアント側の立場で工事業者や建材屋さんと交渉をし、無駄なコストを省く事も設計事務所の大事な業務ですので、結果として設計事務所の方がコストが安くなる事も珍しくありません。
設計事務所に依頼するメリットはなんでしょうか・・・?
「工事費の節減(適正な価格)」と「金額に見合った完全な建築物を手に入れることができる」ことです。
なぜなら設計事務所がクライアント側の立場で“施主の代理人”として機能する事で、建築工事や発注の依頼が「プロ対プロ」の図式になります。これによって、依頼先の業者は、金額や工事品質に「ごまかし・手抜き」が効かなくなり、クライアントは「適正金額」で「品質の高い建物」が実現されやすくなります。
設計事務所は敷居が高く、連絡するのに躊躇しちゃうのですが・・・?

一昔前だとそういった印象をもたれている方は多かったと思います。
今では一般の雑誌やテレビでも建築家を取り上げる機会も多くなり、かなり建築家とクライアントの距離が近くなったのではないでしょうか。
何はともあれ、一度お電話でもメールでもコンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。
色々な建築家の方がいるので、一概に「話しやすい」とは言い切れませんが、わたしの腰の低さにはビックリすると思います。(笑)

設計料はお幾らでしょうか?
国土交通省告示十五号(新業務報酬基準 平成21年1月7日)に基づき当事務所の設計方針を考慮し算定させていただいております。

新築の場合、概ね設計監理料は総工事費の8~15%とお考え下さい。
建物規模、開発行為の有無、各条例の対応の有無、構造種別や難易度 等の諸条件に基づき計算します。

尚、誤解が多いため補足させて頂きますが「設計監理料」=「デザイン料」ではありません。 代表的な業務例として、「設計(デザイン)」はもちろんですが、100%“クライアントの利益保護”の視点に立った、 「法規確認」、「役所申請」、「競争入札による工務店選定」、「現場監理」などが挙げられ、クライアントの建築コストの最小化建築品質の最大化が実現出来る様、サポートに努めさせて頂いております。

※「監理」業務に関しては下記にも詳細が御座います。併せてご覧下さい。
監理とはどういった業務でしょうか?具体的に教えて下さい。
工事監理(こうじかんり)とは、工事が設計図書(設計図面や仕様書)や打合せ内容と照し合せ、その通りに施工されているか、また工事会社から提示された施工図面を設計図書と照し合せ施工意図をしっかりと理解しているかを確認する業務です。
問題がある場合など、必要に応じて工事会社へ手直しや変更を求めたり、こちら側の意図を伝えるための図面を作成したりします。
仕上げ材料や設備機器、電気器具などクライアントと最終の確認を行ない工事会社へ指示をします。
建物が出来上がってくると図面や模型では分らなかったことが見えてきます。そんな時、クライアントの「こうしたい。ああしたい。」などの要望を、法的な観点や見積りと照し合せ、変更事項の調整を行ない工事会社へ指示をします。工事がスムーズに進むように調整役なども行ないます。
設計事務所は常にクライアントの代理人としての立場で工事監理を行なうため、設計図書に決められている施工品質と精度を確保できます。
完成希望日の何カ月位前に相談すれば間に合いますか?
工事規模や構造、敷地や地盤の状態にもよりますがおおよそ1年くらいと考えてください。
建築士の業務委託契約を行なってから、基本設計に入り基本的なプランや方針を決定するのに約2ヶ月程度。
方針が決定し、それから実施設計に入ります。
詳細プランや検討、構造設計や設備設計、本見積図面の作成、施工業者に本見積を依頼、本見積の金額調整、予算内の仕様変更検討、工事契約金額の決定、役所事前協議、建築確認申請手続きと確認の許可などで約4ヶ月程度。
工事が、約6ヶ月として考えた場合、トータル約1年が目安となります。
ただし、竣工までどうしても時間が取れないなどの理由がある場合、規模や構造、工法などを打合せした上で工事期間を短縮する方法などを模索することも可能です。先ずは、お問い合わせ下さい。
住宅ローンの相談も乗ってもらえるのでしょうか?
大丈夫です。
建築をつくるときには、工事費をはじめ税金や保険、ローンの手数料そして設計料や各種申請料など、色々な費用が必要となります。
そういった費用を何時どの程度用意し、どのように返済していくかなどの返済計画もアドバイスいたします。
より専門的な知識が必要な場合は、信頼のできる専門家と一緒に対応させていただきます。

賃貸住宅やテナント物件など、予算の予定に合わせた賃料設定を行ない、返済計画や規模などを想定して設計を進めています。
所有しているビルの一部を住宅にしようと思います。こういったリフォームの相談も乗ってもらえますか?
大丈夫です。
事務所ビルを専用住宅や賃貸住宅にするなどの用途の変更に対応した設計も行っております。建築基準法や条例、消防法などに照し合せどのような計画が可能かご提案いたします。
これからは、テナントビルや事務所ビルのリフォームやリノベーションだけでなく、工場や倉庫でもこのような需要が多くなると考えており、そのような相談にも対応いたします。

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